自分の通信量を確認する方法と、表示がずれる理由

スマートフォンを手に持ち、机の上の明細カードと見比べる人のイラスト つながらない・遅いの切り分け

自分が毎月どれだけデータ通信を使っているかは、端末(OS)側の設定画面と、契約している事業者側のマイページ・アプリの両方で確認できます。ただし、この2つの数値は必ずしも一致しません。どこで確認するか、そしてなぜずれることがあるのかを分けて整理します。

要点

データ使用量の確認先は大きく2つあります。

  1. 端末(OS)側:iPhoneやAndroidの設定アプリで、その端末が計測した通信量を確認する
  2. 事業者側:契約している通信事業者のマイページ・公式アプリで、契約プランに対する利用量を確認する

事業者側の数値がプラン上限に対する正式な集計であり、料金や速度制限に直結します。端末側の数値は、あくまで端末自身が計測した目安です。

1. 端末(OS)側で確認する

Google は、Android端末での確認方法について、Pixelヘルプで次のように説明しています。

「「データ使用量」とは、モバイルデータ通信を使用してスマートフォンからアップロードまたはダウンロードされるデータ量のことです。データ使用量がデータ通信プランの上限内に収まるようにしたい場合などに、デバイスでのデータ使用量を確認、変更できます。」(モバイルデータ使用量を節約、管理する|Google Pixel ヘルプ)

iPhoneの場合、Appleは設定アプリからの確認方法を次のように案内しています。

「モバイルデータ通信とローミングのオン/オフの切り替え、モバイルデータ通信を使用するAppおよびサービスの設定、モバイルデータ通信の利用データ量の確認、その他のモバイルデータ通信オプションの設定を行うことができます。」(iPhoneでモバイルデータ通信の設定を表示する/変更する|Apple サポート)

「設定」から「モバイル通信」を開くと、アプリ別の使用量も確認できます。「「設定」>「モバイル通信」と選択し、モバイルデータ通信を使用できる任意のApp(「マップ」など)や任意のサービス(Wi-Fiアシストなど)の「モバイルデータ通信」のオン/オフを切り替えます。」(Apple サポート)

2. 契約している事業者側で確認する

事業者側の数値は、料金・速度制限の判定に使われる正式な集計です。ドコモは、My docomoでの確認内容を次のように案内しています。

「ご契約プランの現在の通信量、ご利用回線の直近(当月・前月、直近3日間)の通信量などが確認できます。」(データ通信量|My docomo|NTTドコモ)

事業者側の数値は、リアルタイムに更新されるとは限りません。auはMy auでの確認について、反映のタイミングを次のように明記しています。

「My auアプリから、残データ容量(内訳)/昨日までのデータ利用量/直近のデータ利用量/月間のデータ利用量合計をご確認いただけます。」(au)

「毎日9:00に前日分の情報が反映されます。」(au)

「前月のデータ利用量の合計は、月末日から翌月2日までご確認できません。」(au)

ソフトバンクも、My SoftBankで確認できる内容を案内しています。「My SoftBankで、ご利用データ量などを確認することができます。また、ご契約内容(料金プラン/パケット定額サービス)、基本データ量、通信速度低速化の状況などがご確認いただけます。」(ご利用データ量の確認|ソフトバンク)

3. カウントフリー対象になっている通信を確認する

事業者によっては、特定のアプリ・サービスの通信をデータ使用量としてカウントしない「カウントフリー」の対象にしていることがあります。楽天モバイルは、Rakuten Linkの通話・メッセージについて次のように説明しています。

「Rakuten Link(楽メールを除く)を利用したメッセージの送受信、電話の受発信は、データ利用量としてカウントされません。なお、この点は予告なく変更になる場合があります。」(Rakuten Link|オプションサービス|楽天モバイル)

一方、同じRakuten Linkのアプリでも、楽メール機能は対象外です。「※ データ利用量としてカウントされます。」「※ Rakuten最強プランのご契約、初期設定が必要です。データ利用量としてカウントされます。」(楽天モバイル)

同じアプリの中でも、機能によってカウントフリーの対象と対象外が分かれることがあります。 自分が使っているアプリ・サービスがカウントフリーの対象かどうかは、契約している事業者の公式ページで個別に確認してください。

4. 値がずれる理由

端末側の数値と事業者側の数値が一致しないことについて、Googleは次のように説明しています。

「スマートフォンの設定アプリで表示されているデータ使用量を測定します。一部の携帯通信会社では、異なる方法で使用量を測定する場合があります。ご利用の携帯通信会社に計測方法とご利用プランのデータ使用量の上限を確認することをおすすめします。」(Google Pixel ヘルプ)

ずれの理由として確認できているのは次の3点です。

  • 計測方法そのものが違う:端末側と事業者側で測定方法が異なる場合がある(Googleの案内のとおり)
  • 反映までに時間差がある:au のように「毎日9:00に前日分の情報が反映」される場合、当日分はまだ反映されていない
  • カウントフリーの対象が事業者・機能ごとに違う:Rakuten Linkの通話・メッセージのように、特定の通信だけカウント対象外になっている場合がある

プラン上限との比較や速度制限の判定は、事業者側の数値を基準にしてください。 端末側の数値は目安として使い、両者が大きくずれる場合は契約している事業者に計測方法を確認するのが確実です。

カウントフリーの条件も反映のタイミングも事業者ごとに違う

  • カウントフリーの対象・条件は事業者・サービスによって異なり、予告なく変わることがあります。この記事の例をそのまま他のアプリやサービスに当てはめないでください
  • 反映のタイミング(当日分が翌日に反映されるなど)は事業者・確認手段(アプリ/Web)によって異なることがあります。正確な反映タイミングは契約している事業者の案内で確認してください
  • Wi-Fi経由の通信はここで扱うモバイルデータ通信量には含まれません。Wi-Fi利用分を含めた総通信量を知りたい場合は、別途Wi-Fiルーター側の集計機能を確認してください

関連記事

出典

タイトルとURLをコピーしました