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持ち歩く機器が増えて、充電器とケーブルの本数も増えました。ただ、同じ「USB-C 65W」でも書かれている条件が製品ごとに違うので、並べて見ても結局どれを選べばいいのか決まらない。値段順に並べ替えて、いちばん安いものを買って失敗した経験がある人もいるはずです。
ここでは充電まわりに絞って6点を挙げます。軸になる3点——ノートPCまで1台でまかなう充電器、ケーブル一体型のモバイルバッテリー、映像まで通せるUSBケーブル。そのあとに、この3点が合わなかったとき用の選択肢を3点そえました。
実機を長期間使ったレビューではありません。公式の製品情報で確かめられることだけを書いています。そのぶん、できないことも各項目に書きました。
価格と在庫は日によって変わります。割引率の表示が何を基準にしているかはAmazonの割引表示を読むにまとめました。
1. ノートPCの純正アダプタを持ち歩かなくなる——Anker PowerPort III 65W Pod
出張のたびに、ノートPCの大きなアダプタとスマホの充電器を両方カバンに入れている。この2つを1個にまとめられるのが、65Wクラスの充電器です。
USB-Cポートが1つで最大65W。MacBook Airの純正アダプタは30Wなので、これ1個で足ります。プラグは折りたためるので、カバンの中で他のものに引っかかりません。
PPSにも対応しています。GalaxyのようにPPSで充電速度が変わる端末なら、この表記があるかどうかで実際の充電時間が変わります(USB PDとPPS、充電器のW数とA数の読み方)。
ただしポートは1つだけです。スマホとイヤホンを同時に、という使い方はできません。2台以上を並行して充電するなら複数ポートのモデルを探すことになりますが、ポートが増えると1つあたりの出力は下がります。仕様表で1台のときと2台のときの欄を見比べてください。
65Wという数字も上限です。接続した機器が20Wしか要求しなければ20Wで充電されます。
Anker PowerPort III 65W Pod
USB-C 1ポートで最大65W。折りたたみ式プラグ、PPS規格対応、PSE認証済
2. バッテリーは持ってきたのにケーブルを忘れる、が起きない——Anker Zolo Power Bank(10000mAh, 30W)
モバイルバッテリーで実際に困るのは、容量よりもケーブルのほうです。持ってきたのに繋げない、という日が年に何度かある。
この機種はUSB-Cケーブルが本体に一体化しています。残量もディスプレイに数字で出るので、あと何パーセントか分からないまま持ち歩くことになりません。
容量は10000mAhで、スマホなら2回ぶんが目安です。ただしこの数字がそのまま充電回数になるわけではありません(モバイルバッテリーの容量・出力・PSE表示の見方)。
出力は最大30Wなので、ノートPCには足りません。65Wを要求するPCだと充電が追いつかないので、PCまでまかなうなら1つ目の充電器と組み合わせるか、もっと出力の大きいモデルを探してください。
一体型にも弱点があります。そのケーブルが傷んだら本体ごと買い替えです。抜き差しの回数が多いなら、着脱式のほうが結果的に長く使えます。
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W)
容量10000mAh・最大30W出力。USB-Cケーブル一体型で残量ディスプレイ搭載、PSE技術基準適合
3. 充電用と転送用でケーブルを分けるのをやめられる——Belkin USB4ケーブル 240W 20Gbps(2m)
見た目が同じUSB-Cケーブルでも、通せる電力も速度も1本ずつ違います。だから「充電はできるのに映像が出ない」が起きる。
この1本は240Wの給電・20Gbpsの転送・4K/60Hzの映像出力の3つに対応していて、USB-IFの認証も通っています。240Wはいま買えるUSB-Cケーブルの上限なので、次にノートPCを買い替えても足りなくなりません。
どの表示を見れば見分けられるかはUSBケーブルの対応W数・転送速度・映像出力はどこに表示されている?にまとめました。
弱点は長さです。2mは机の上では長いので、取り回しを取るならこのあとに挙げる1mのほうが扱いやすくなります。
転送速度も20Gbpsが上限です。Thunderboltの40Gbpsを前提にした外付けSSDをフルスピードで使うなら足りません。用途が充電とたまに映像なら十分ですが、速度が要るなら40Gbps対応品を探してください。
Belkin USB4ケーブル 240W 20Gbps(2m)
USB-IF認証。240Wの給電、20Gbpsのデータ転送、4K/60Hzの映像出力に対応
65Wは要らない・容量が足りない・2mは長い
ここまでの3点には、それぞれ弱点を書きました。引っかかったのがこの3つのどれかなら、同じカテゴリで性格の違うほうを選んだほうが早いです。
スマホだけでいい、なら25Wで足りる——Anker Charger (25W)
65Wは要らない、スマホが充電できればいい。その場合は25Wのほうが小さくて軽くなります。PPSにもPSE技術基準にも対応しているので、必要なものは入っています。
ノートPCは充電できません。 ただしiPhone 12以降の高速充電に必要な20Wは超えているので、スマホ用と割り切るならこちらです。
Anker Charger (25W)
USB-Cポート1つの25W。USB PD対応・PPS規格対応・PSE技術基準適合の表示がある
1泊では足りない、なら容量を倍に——Anker Zolo Power Bank(20000mAh, 30W)
10000mAhでは1日もたなかった、という場合はこちらです。ケーブル一体型という使い勝手はそのままで、容量が倍になります。
容量が倍になるぶん、重くなります。ただし重さを優先するなら選択肢は上の10000mAh版で、機能は同じまま容量だけが半分になります。毎日持ち歩くか、旅行のときだけ持つかで選び分けられます。出力は同じ30Wなので、ノートPCに使えない点はどちらも変わりません。飛行機に持ち込むなら、Wh換算の値が基準を超えていないかも先に見ておきます(容量・出力・PSE表示の見方)。
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W)
容量20000mAh・最大30W出力。ケーブル一体型のまま容量が倍になったモデル
2mが長い、20Gbpsでは足りない——エレコム USB4ケーブル USB4-CCPE10NBK(1m)
机の上で使うなら1mのほうが扱いやすくなります。USB4の正規認証品で、給電は240Wまで。転送は最大40Gbpsと書かれていますが、これは規格上の理論値で、実際に出る速度はつなぐ機器の対応状況で決まります。
1mなので、コンセントが遠い場所には届きません。机の上で使うか離れた場所で使うかで、2mと選び分けてください。
エレコム USB4ケーブル USB4-CCPE10NBK(1m)
USB4規格の正規認証品。USB PD EPR対応で最大240W、データ転送は最大40Gbps
家で65W、外でケーブル一体型、つなぐのは240Wの1本
家では65Wの充電器、外ではケーブル一体型のモバイルバッテリー、その両方をつなぐのが240Wのケーブル1本。この組み合わせなら、ノートPCとスマホを1つの充電環境でまわせます。
全部そろえる必要はありません。いま困っているのがどれか——コンセントまわりが混雑しているのか、外で充電が切れるのか、ケーブルが増えすぎているのか——で、1つ選べば十分です。
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この6点をまとめて
気になったものがどれだったか、ここで見比べてください。金額と在庫は変わるので、各商品ページでご覧ください。
| 画像 | 商品 | 特徴 | 評価 | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| Anker PowerPort III 65W Pod | USB-C 1ポートで最大65W。折りたたみ式プラグ、PPS規格対応、PSE認証済 | ★4.73(51件) | 楽天Amazon | |
| Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W) | 容量10000mAh・最大30W出力。USB-Cケーブル一体型で残量ディスプレイ搭載、PSE技術基準適合 | ★4.53(432件) | 楽天Amazon | |
| Belkin USB4ケーブル 240W 20Gbps(2m) | USB-IF認証。240Wの給電、20Gbpsのデータ転送、4K/60Hzの映像出力に対応 | — | 楽天Amazon | |
| Anker Charger (25W) | USB-Cポート1つの25W。USB PD対応・PPS規格対応・PSE技術基準適合の表示がある | ★4.65(51件) | 楽天Amazon | |
| Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W) | 容量20000mAh・最大30W出力。ケーブル一体型のまま容量が倍になったモデル | ★4.0(1件) | 楽天Amazon | |
| エレコム USB4ケーブル USB4-CCPE10NBK(1m) | USB4規格の正規認証品。USB PD EPR対応で最大240W、データ転送は最大40Gbps | — | 楽天Amazon |
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